日々の出来事を中心に、色々なことを書いていくつもりです。
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2010年07月08日 (木) | 編集 |
少し間が空いたけど、アモールのお話…第二話です。
ぶっちゃけノリと勢いだけで書いてるので、文章的におかしい部分もちらほらと見受けられるかと思うが…そこら辺は軽くスルーしといてください。
自分が気づけた部分はちょこちょこっと直しておくつもりです。

さて…前回、レイヴンに出会い、道を示されたアモール。
その先で彼が出会った人物とはー、いったい誰なのでしょうか。

とりあえず最近、「俺ってやっぱりオッサンキャラとかに憧れ抱くかも」ということを再認識した柊がお送りいたします。

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レイヴンと出会い、別れてから三日が経った。
アモールは教えられた道を、間違えることのないよう細心の注意を払いながら歩き続けているのだが、一向に目的地に着かない。
気がつけば街道を外れ、獣道を進んでばかりいる。
おかげでドワーフで体力にも自慢のある彼ほどの男でも体力がなくなりかけていた。

「ぜぇ……ぜぇ……ほ、ホントにこの先に人なんて住んでるのか」

次第にそんな風に考えるようになっていた。
民家らしきものを久しく見ていないことも影響している。

「ま、まさか……騙されたかっ!? い、いや、あんな御仁がそんなことをするはずがねぇ……疑うなんて恩を仇で返すようなことになっちまう」

そう口にすることで悪い考えを振り払い、アモールはなおも歩き続ける。
不意に、林の奥に小屋らしきものが見えたような気がした。
「……あそこか~!」
確証はないが、すでに疲労も限界に近付いていたアモールは「いま見えた小屋こそが
自分の目的地である」という一縷の望みを託して駆けだした。
体格が小さく、歩幅も普通の人間に比べれば狭いはずのドワーフが……その時は
異常なまでの足の速さを見せてくれたと、たまたま遠くから見ていた人は言う。

かくして、アモールが向かった先には、しっかりと小屋が建っていた。
なんてことはない本当に木造の小屋だ。人がふたりほど住めるかの程度のもので、
どれくらい前に建てられたものかわからないが、ところどころ痛んでいる場所もある。
その小屋に向かってアモールは一直線に向かって走る。
勢いを殺さぬまま戸に手をかけ、押し開ける。

「たのも~~~~~~っ!!」
「ドタドタと……うるさいんじゃ~~~っ!!」

瞬間、アモールが見たのは自分の顔面へと迫る人の足。
そして彼は、自分の顔が踏まれる音を耳にした。

* * *

「ほぉ~、レイヴンの奴に言われての~」
しばらくして、アモールの目の前で頬杖をつきながら一人の少女が不機嫌な顔でそう言った。年齢を言うならば20歳前くらいだろうか、長い髪を両サイドで団子状にしてまとめている。
見る者が見れば可愛いと言うだろうが、アモールは心の中で『ワシの母ちゃんのほうが断然可愛い』と考えていた。
「まったくいい迷惑じゃ! ワシはそんな暇人じゃないのだぞっ!」
「じゃあ、なんでこんなとこに住んでんだ?」
「ぬっ!?」
痛いところを突かれた、と言わんばかりに少女は動きを止め、動揺を見せ始めた。
「べ、べべべっ……」
「べ?」
「別にそんなことはどうでもいいじゃろーがーっ! ヒゲ面のドワーフが細かいことを気にするなっ! この痴れ者がっ!」
「逆ギレかよーっ!」
そんなやり取りばかりを二人は数時間続けるのであった。

「……で! お主はなんなのじゃ。何用でワシに会いに来たのじゃー?」
「ぜぇ……ぜぇ……そ、そうだ。お前さんに……」
ほんの少しでいいから弟子入りさせてくれ、と言おうとした瞬間、アモールの動きが止まった。
しばらく考える素振りを見せた後、
「こんなガキンチョに弟子入りさせてくれなんて言えるわけねぇだろうがぁ~!!」
頭を抱えてそう叫んだ。
それを聞いた少女はきょとんとした顔を見せ、それから盛大に笑い始めた。
「ぬわははははははっ、お主、ワシに弟子入りしたくて来たのか~っ。なるほどのぉ、それならレイヴンの紹介というのもわかるぞっ。なんたって面白そうな人材はワシのとこへ呼ぶように伝えておいたからの~!」
バシッ、バシッと何度もアモールの背中を叩く。
身長的には同じくらいの二人である。だが、片やヒゲが生えたドワーフに、もう一方は若い少女では、その図もおかしなものに見えて仕方がない。
「よいぞ。お主の弟子入りを認めてやろう」
「ま、待てっ! もう少し考えさせてくれっ!」
「だ~め~じゃ。ほれ、早速、修行を始めるぞっ!」
「俺の意思はないのかぁーーーーーっ」
アモールの首根っこを掴み、いったい華奢な体とは裏腹な力で少女はドワーフの体を引きずっていく。
途中、何度か出っ張った床板が尻に当たって痛かった。

* * *

外に出たアモールと少女は、一本の大木の前に立っていた。
「んで、なにすんだ?」
「この木を倒してみせい。あ、もち武器の使用は禁止じゃぞ」
そう言って少女はいつの間に取ったのか、アモールが持っていた斧を見せてみる。
「うおぅ、いつの間に!?」
「今じゃぞ? こんなことにも気づけないなんて、お主あれじゃな、金を盗まれても気づかぬだろ」
「そんなことあるわけ……ねーだろーがー」
「なぜだんだんと弱気になるのじゃ。あー、もうよい。そんなことよりもさっさとやってみせい」
冒険者として大事な金銭の管理をそんなことよりで済ませ、少女はアモールの背中を押す。
「よもや、できんとは言わせんぞ~。ドワーフよ」
「コンニャロ……見てやがれー!」
だっと短い脚を精一杯動かしながらアモールは走り、勢いをつけて素手で大木を殴りつけた。
ゴンッという音が響く。
「ふむふむ……」
じっくりと少女が観察する中、どさりと音を立ててアモールが木に殴った姿勢のまま地面の上を転がった。
木は殴った衝撃で揺れただけで、傷はついていない。
「まぁ……無理じゃよな~」
予想してたと言わんばかりに少女が大げさに肩をすくめながらそう言う。
そして、倒れたアモールに近づき、彼を見下ろす。
「さてお主よ。どうする、修行を続けるかの? 言っとくが、ワシの修行は単純じゃが厳しいぞ。はたしてついてこれるかの~」
くっくっくっと聞こえんばかりの笑みを浮かべながら問うてくる。
それはしっかりとアモールの耳には届いていて、彼はゆっくりと握り拳を少女に向けた。
「へっ……当然だろ。俺様は今すぐにでも強くなんなくちゃいけねぇ」
「ほう、それは何故に?」
「仲間、待たせちまってるのと……決着をつけねえといけねえ奴がいる。けどよ、今のままじゃダメなんだよ。あいつらが背負ってるもんを支えてやんねえといけねえし、弱いままだとアイツに……ライバルに笑われちまうからなっ!」
立ち上がってそう豪語するアモール。
その様に、少女は一瞬ぽかんとした後、腹を抱え、盛大に笑い始めた。
「はははははははははっ! そのようなことを恥ずかしげもなく言ってみせるとは、正真正銘の阿呆じゃのぉ!! ははは、ワシお腹痛くなってきたぞっ!」
「わかってねえな、お前さん。それがこの俺、愛の戦士アモール様だぜっ!」
「ふははははっ、愛の戦士と申しおったっ! 最近のドワーフはこうもバカなのか? それともお主が特別、バカなのかの~!!」
十割の確率でアモールが特別なバカなだけである。全国のドワーフの皆さん、ごめんなさい。
「よ、よし…お主、面白いしの。ワシも頑張ってやろうぞ。で……でも、今は無理じゃ! ははははははははははははっ!!」
それほど面白かったのだろうか、少女はしばらくの間、笑いこけてまともに動くことさえできないでいた。

「……俺、とんでもない奴に弟子入りしちまったかな?」

後にアモールは一人そう語る。
かくして、アモールと名もわからぬ少女の短期間の修行が始まった。

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少女「相変わらずひどいのぉ」

柊「自覚はしてるけど、キミには言われたくない」

少女「ところで、なぜワシは名前がないのじゃ? それとこの口調に、幼子の姿はお主の趣味か?」

柊「名前は考え中。つくやもしれんし、つかないかもしれない。あと、別に俺の趣味じゃないです。俺はロリコンじゃないですから。強いていうなら、自分ができそうなキャラ性の新境地開拓?」

少女「よくわからんの~」

柊「あんまり気にすんなって。それよりアモールは見込みありそうか?」

少女「さぁの~。ワシは単に面白そうじゃから稽古つけてやるだけだしの、強くなれるかどうかはあのドワーフ次第じゃと思うぞ?」

柊「ま、そうなんだけどな」

少女「とりあえず期間もそんなにないようじゃしの、みっちりしごいてやるわい。ひとまず……目指すべきは誓期末な救世主か拳王あたりかのぉ!」

柊「や、それ作品の雰囲気を根底から変えてしまうからやめなさい」

少女「安心せい、さすがにそこまではやらん。もう少し筋肉質な体にしてやるだけじゃよ」

柊「そうか。…さて、アモールの次の話はどうなるかな……ってか、次のセッションまでに終わるかどうかが怪しいか?」
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