日々の出来事を中心に、色々なことを書いていくつもりです。
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2010年06月21日 (月) | 編集 |
アモールが仲間たちの下を離れ、今よりも強くなるための修行の旅に出て二日目。


「み…みず……」

愛に生きるちっちゃなドワーフの戦士は、喉の渇きによって命の危機に晒されていた!

まず、彼がなぜこのような状況に陥ってしまったのかを説明しておこう。
修行の旅に出ることを仲間の一人に告げ、そのままの勢いで出てきたのだが、
なんと旅に欠かせない大切な水を持っていないことに気づかなかったのだ。
一日目は、ほぼハイテンションでちょっとした食料を口にしているだけで難なく過ごすことができた。
二日目になりテンションもようやく落ち着き、食事をとろうと思ったところでようやく水がないことに気がついたのだ。そしてショックのあまり、喉の渇きが一気に襲ってきて、今に至るというわけである。

本当ならショックでそんなことが起こるとは思えないが、
このアモールに人並みの常識が適応されないことが、たまにある。

「だ、だれか……水くれぇ~……し、しんじまう……」
力ない声で助けを求めるが、ここは道の真ん中。それも街や村はまったくといっていいほど見えないので、誰かが通りかかるのを待つしかない。
が、それまでにアモールが耐えられるか、といえば難しいところである。
「うぉ~…オレ様の旅は、ここで終わるのか。まだラヴの伝説を追い終えてないうえに……かあちゃんを一人残しちまうなんて、死んでも死にきれねぇ~……」
このドワーフ、思考がネガティブになった時はそのままどん底まで直下降するくらい、単純だからだ。冗談としても、この状態が続けばかなり危うい状況に変わりはない。

けど、彼は幸運に恵まれていた。
一人泣きごとを口にしていたところへ、

「お前、大丈夫か? 色々と」

そう声をかけてくる人物がいた。
しかし、すでに意識が朦朧としているアモールにその姿は認識できていない。
今、彼の頭の中を占めているのは一つだけだ。
「み、みず……」
「……生き倒れか。ハァ、ま、仕方ねえか」
溜息をつきながらも、通りかかった人物はアモールへと水を差しだした。

そして……愛に生きるちっちゃなドワーフの戦士は、復活したのであった!

* * *

「いやー、すまねぇ! 助かったぜ! アンタは恩人だ!」
「そこまで言われるほどのことじゃないと思うんが……まぁ、助かったならよかったな」
復活してからしばらく。
アモールは自分の命の恩人――自分よりも年が少し下くらいで、槍を携えた冒険者の男と話をしていた。
「それで、お前はなんであんなところに倒れてたんだ?」
「おぉ、実はな……つい最近、自分の力の弱さを痛感したところで、このままじゃあラヴの伝説を追うどころか、愛を語れる男じゃなくなっちまうと思ってだな……!」
「待て。なにやら長くなりそうな気がするから、結論だけを聞かせてくれ」
「強くなるための修行の旅だな」
こくっと大きく頷きながらアモールが答える。
冒険者の男はそんな様子に呆れているのか、溜息をつきつつ軽く頭を抑えた。
そんな彼にアモールはずずいっと顔を近づける。
「見たところ、オメーさんもなかなか腕がたちそうだよなぁ。ちょいっと修行に付き合ってくれたりはしねえか?」
「……悪いが、面倒くさい。それにオレは行くところがあるんでな、あんまり長居もできないんだ」
「そうか、そりゃ仕方ねえよな」
がっくりと肩を落とすアモール。
その姿を見て、冒険者の男はしばらく考えると、一つの方向を指差す。
「この先を真っ直ぐ行ってみろ。しばらく歩けば小さな小屋が見つかるはずだ。そこに……一応、オレの知り合いみたいな奴がいる。そいつならきっと力になってくれると思うぞ」
「それはマジかっ!? よっしゃー、いいこと教えてくれてありがとよ! 早速、行ってみるぜ!」
アモールが走り出そうとしたところを、男は首元を掴んで抑える。
「待てって。また水を持たないで行くつもりか?」
「ハッ……そ、そうか!」
「はぁ……なんていうか、お前ならアイツとうまくやれそうな気がしてきた。ほら、あんまり多くはないが水だ、持ってけ」
水筒を男はアモールに手渡す。
持ってみた感じ、少しというどころか十分すぎるくらいな量が入っているとわかった。
「お、おいおい、これ結構、入ってねえか?」
「さぁ、オレは少ししか入れた覚えはないがな……それにどうせ少し行った先で補給するつもりだったんだ。別に構わない」
「ア、アンタって奴はなんていい人なんだ~!」
どばーっと感激の涙を流しながら、アモールは男にしがみつく。
「お、おい、ひっつくな! 離せっ!」
「この恩は忘れね~! また絶対にどこかで会おうな~!」
「できれば会いたくはねえが……そ、その時は諦めて話をしてやるから、離せっ!」
「お……おおっ、すまねぇ!」
慌ててパッと離れるアモール。
男は荒くなった息を整えながら、傍らに置いてあった槍を担ぐ。
「じゃあ、オレはもう行くぞ。頑張れよ?」
「おう! お、そうだ、まだ名前を言ってなかったな。オレはアモール。愛に生きるドワーフの戦士だっ!」
「愛に生きる、か……面白いことを言うな。オレはレイヴンだ。各地を自由気ままに旅するしがない冒険者だ。じゃあまたな、アモール」
「おうよ!」
そして、二人は互いに背を向け、それぞれのほうへと、レイヴンは歩きだし、アモールは走り出した。
「はっ、まったく嵐みたいな奴だな」

「ここを真っ直ぐでいいんだよな~。あいつの知り合いってどんな奴か、気になるぜ!」
アモールはレイヴンに教えられた道を間違えずに真っ直ぐ走り続けていた。
この先にいるであろう、レイヴンの一応、知り合いという人物はどんな者なのか。
それは……まぁ、また次のお話である。


愛に生きるちっちゃなドワーフの戦士、アモール。
彼の修行の旅はまだまだ始まったばかり。

------------------------------------------------------------

柊「途中からやっつけ仕事です、すいません(土下座」

レイヴン(以下、レ)「……理由は?」

柊「SIRENとかやったり、他にも色々とやってました。だが私は謝らない」

レ「はぁ……オレからはなにも言わない。で、ようやくアイツの修行の話が一つ目書けたのか」

柊「イエス! 当初の予定よりだいぶ変わってます、これ! 同じなのは、俺の過去キャラを一人出すところだけ!」

レ「なんでオレなんだよ」

柊「いや、だってよ……お前が一番あっちこっちうろうろしてるから、会う確率高いだろうなって思った結果」

レ「そうか……しかし、俺の知り合いって誰だ?」

柊「あ、それはアディールとかと旅した後、ルヴァーフェルと旅する前という長い間に出会った誰かって設定。今のところ、さらに新境地を目指したキャラで攻めてみようかと!」

レ「途中で投げ出すなよ?」

柊「それは…たぶん大丈夫。ってか、自分でも続くとは思わなかった」

レ「……はぁ」

柊「というわけで、アモールの次回に期待! ちなみに、別に一ヶ月間全部書くつもりはないから! もしかしたらこの話自体はゲーム内時間で半月で終わるかもな!」

レ「読む者たちは、生温かい目で見守ってやってくれ」
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コメント
この記事へのコメント
 語りが入る前にストップさせて結論だけを聞いた、だと……!(ドドドドドド)
 この冒険者、只者じゃねぇ! さすがレイヴン、とんでもないぜ!

 てゆーか二日めで倒れるなwww 吹いたwww

 レイヴンは頭抱えた突っ込み役、というイメージが強いです。ため息が似合う男(何だそれは)
 レイヴンがまとも過ぎるからですね分かります。
2010/06/21(Mon) 10:31 | URL  | カルディア #JalddpaA[ 編集]
出だしの、「みず……」で一瞬世紀末がよぎったじゃないかww


次回も楽しみにしてるぜ~


……一瞬、うちの過去キャラを会わせたいと思ったのは内緒
2010/06/21(Mon) 21:06 | URL  | 御剣 #Knya96cQ[ 編集]
屍人「出番、まだ…?」
2010/06/22(Tue) 13:46 | URL  | ひえん #-[ 編集]
>カルディア
それが、レイヴンですから(ぐっと親指を立てて
とりあえずアモールとレイヴンが会ったらどうなるか、というのを自分でやってみたかった次第です。
予想通りの結果となりましたがね!

二日目で倒れたのは……アモールだから(にこ

>御剣
ちょっぴり世紀末っぽくしてみたいな~とか思ったけど
あれはつかみのネタだ
いや、あんな濃い絵に似合うのって、あの漫画じゃ…?

>ひえん
屍人さんたち、こっちにキミたちの出番はないからー!
SIREN、頑張ってプレイ中!
2010/06/22(Tue) 19:51 | URL  | 柊 #-[ 編集]
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