日々の出来事を中心に、色々なことを書いていくつもりです。
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2010年03月08日 (月) | 編集 |

定められた未来。
そんなものは誰かが作り上げたものの中にしか存在せず、現実には存在しない。
あらゆる要因が重なり、幸せな生活を過ごす者が、次の日には不幸のどん底に落とされていることだって十分にあり得る話だ。
その逆もまた然り。

「しかし、だからこそ面白い」

照明の落とされた書斎らしき部屋の中、一人の人間がそう呟く。
奇妙な風貌だった。数世紀前の英国貴族を思わせる黒い服装に、口の部分に笑みを浮かべた仮面で素顔を隠している。
さながら道化師といったところだ。
彼の前に置かれたテーブルには四枚のトランプが並べられている。
それぞれ、四つあるスートのエースだ。
すっと手を伸ばし、一番左に置かれていたスペードのエースを取り、裏返しにする。

「残念ながら此度の幕によって彼は退場だ……が、物語はここでは終わらぬよ。そう、一人の物語が終わろうと、それを取り巻いていた者たちの話は続く……さらなる悲劇として、な」

傍らに置いてあったトランプの山から数枚のカードを引き抜き、それらをすでに置いてある四枚のカードと同じようにテーブルの上に並べていく。
かつてトランプの絵柄や数字には、それぞれ意味が込められていた。
それを踏まえて、彼が今回の物語の登場人物たちを当てはめたものだ。

そして……最後の一枚を、裏返しにしたスペードのエースの上に置く。
ジョーカー。時に有益なカードとして、もしくは有害なカードとして使われるカードだ。


カードが置かれた瞬間、道化師の背後に一つの気配が生まれた。

「キミか……すでに知っていると思うが、一人、自分自身に負けたようだよ」
振り返ることなく道化師が言う。
彼の言葉に対し、背後に立つ気配はなにかを口にする。
「なるほど、たしかに。自らの父を決着をつけるため、巻き込まれた者たちを守るために彼は自身を犠牲にした、とそう言いたいのだな?」
気配が静かに頷く。
見てはいないが、それを感じ取った道化師は肩を揺らす。
「クッ、ハハ、ハハハハハッ! ならば滑稽だ。誰かのために、だと? そんなものに一体どんな意味があるというのだ。いや、百歩譲って意味があったとして自分が犠牲になるなどと本末転倒だ」
道化師が嗤う。一人の少年の生き方を否定するかの如く、嘲笑う。
闇の中に溶け込んでいる気配はなにも言わない。ただ静かに、その様を見つめているだけだ。
「あまつさえ、その果てに待ち受けているのはただの獣へとなりさがり、自らの妹に従えられる……ククッ、走狗もよいところだ! ひいては、自分を慕ってくれていた者たちをその手にかけることになるなどと……ああ、これはいったいどんな悲劇であろうか!!」

『――――――』

それまで黙っていた気配が、静かになにかを口にした。
その言葉に道化師は動きを止め、肩越しに振り返ってみせる。
「ほう……面白いことを言うものだ。ではどうするというのだ、すでに物語は完全なるハッピーエンドには迎えられぬ。ましてや……まだ物語を狂わせる火種は数えきれぬくらい残っている。それでも君は……」
『――――――』
「……承知した。ならば楽しみにさせてもらおうか。願わくば、これ以上の悲劇が回避されることを。頑張りたまえよ」
『――――――』

最後に言葉を残し、気配が消える。
それを感じ取った道化師は視線をテーブルの上へと戻し、置かれているジョーカーのカードを手に取る。

「はたして此度のジョーカーの役割はどのようなものか。人に益をなすか、はたまた害をなすか……見物であるな」





---------------------------------------------------------------------

あとがき

柊「やっつけ仕事。読みやすい文章とは程遠く、文章作品としては目も当てられないひどい作品であるが……とりあえず書きたいので書いてやった。後悔はしていない」

隊長「いつものことじゃないか。まぁ~、とりあえずこれはDX3のお話?」

柊「ああ。創真があんなになっちまったから、次の演者が必要になるだろ。実は創真関連で設定もあったし、そこで絡めればなんとかなるかな~と。ちなみに出るのは『気配』のほうであって、『道化師』は単なる傍観者。むしろ、俺の代役みたいな感じで出てもらった」

隊長「トランプ……ジョーカー……影響受けすぎだね~」

柊「面白いんだから仕方ないだろ。ネタじゃなくて、ストーリー的な意味合いでな、あの作品は」

隊長「まぁ、私はなにも言わないけど。とりあえず後悔しないようにやってみせることだよ」

柊「安心しろ、もう俺自身が後悔なんてしねえ人間になってるから。へこたれてなんになるってんだー!!」

隊長「ああ、なんだかバカになってる気がする」

柊「お前に言われたくねえよ!」

隊長「ちなみに、DXの次のキャラ想定は?」

柊「いくつかパターンは考えた。が、これでも秘密主義な面もあるんでな、教えない!」

隊長「そう。まぁ、いいんじゃないかな」

柊「とりあえず、こっちも大事だけど、次はお前も大変だから頑張らないとな」

隊長「私はいつも通りだよ。とりあえず部下の様子を見て、ニヤニヤさせてもらうさ」

柊「はははは……お前もある意味で道化師だしな!」

隊長「そうしたのは君だよ」

柊「まぁ、そういうキャラ好きだし、俺自身もそういう面はあるだろうからな。とりあえず頑張ってこい」
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
ゆるゆる隊長にバカと言われたらおしまいだおwwww 吹いたwww 緑茶返せwww
2010/03/09(Tue) 13:11 | URL  | カルデァイ #JalddpaA[ 編集]
ジョーカー!
ムッコロさんですね、わかります。
2010/03/09(Tue) 19:36 | URL  | 御剣 #Knya96cQ[ 編集]
>カルディア
バカでもやる時はやるのが、我らが隊長。
ま、隊長も役割的には「ジョーカー」……状況によって、その顔を変え、本当の顔はそう簡単に見せないというわけですよ。

そんな彼も次回で出番は最後です!
ここには頻繁に顔出しそうな気がするけど!(←このキャラ気に入ったらしい)

>御剣
オレァ クサムァヲ ムッコロス!
ん~、それもそれでありだけど…とりあえずどうしようか考え中。
仮に本当にムッコロになったら、俺はフェイスオープンして、すぐさまいい笑顔になればいいんだな!?
2010/03/10(Wed) 01:20 | URL  | 柊 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。